BeeX Tech blog

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JAWS DAYS 2026 参加レポート #4

BeeXの榊原です。少し時間があいてしまいましたが、今回2年ぶりにJAWS DAYSに現地参加したので、感想をアウトプットします。特に印象的だったAWSのチーフエバンジェリストであるJeff Barr氏のキーノートについて語ります。

キーノート

前半AIによって変化のスピードがあがっていることを新幹線を用いて説明された後、実際AWS社内でAI駆動開発を実施してどのような成果を得られたかお話しされていました。後半は変化のスピードが上がっている昨今、我々の学び方やチームの在り方、仕事のやり方はどう変化していくべきなのか。そして、これからの時代に求められるものはいったい何なのかについて語られていました。

印象的だった部分

セッションの中で個人的に一番印象に残ったのは「Communication is More Important Than Ever(コミュニケーションがかつてないほど重要になっている)」というスライドです。

Communication is More Important Than Ever

AIでコードが書けるようになってきた中で、我々エンジニアの価値はコードを書くことやそのために必要な言語やフレームワークの知識から、何を解決すべきかを決めて伝えていく方向にシフトしてきているのです。ここについて私なりに思ったことを記載します。

私が感じたこと

私事ですが、1年ほど前から部署異動してから業務内容に変化がありました。具体的にはこれまで自分でAWS環境について調べて、検証して、構築をするといういわゆる手を動かす立場を離れて、よりお客様と密にコミュニケーションをとることが求められる提案を含む業務が多くなりました。あまり好きな言い方ではないですが、いわゆる上流寄りになりました。

業務が変わって気づいたことですが、ただ「AWSの実装はこうすればできる」、「AWSのベストプラクティスはこうなんだから、このように設計しましょう!」とそれっぽいことを伝えることは、実はさほど難易度は高くないということです。(誤解されたくないのですが、当然正確で専門的な知識を自信を持って伝えることが必要なので、簡単というわけではないです。)この「どう実装するか」という部分ももちろん重要ですが、それ以上に大切なのは「その実装方法や提案が、お客様にとって本当に良い選択肢になるのか否か」を泥臭く考え抜いて提案できることです。これを実現するためには、お客様と対話し、本当に困っている部分や根本的な課題は何なのか、何にフォーカスすべきかの解像度を上げるコミュニケーションが不可欠です。

近年ただVPCを作成して中にEC2インスタンスを構築する等、単純なインフラ構築手順や、ブログやドキュメント化されているベストプラクティスなどの知識は、生成AIがほぼ完璧に近い状態でカバーしてくれる状況が増えています。一方でデータ化されていないお客様の内部事情、組織内の人間関係やパワーバランス、業務外の雑談から得られるニュアンス、その他諸々を踏まえて、「今ならこのアプローチがよいだろう」と考え抜いて提案することは人間にしかできない仕事です。

上のスライドで書かれていた

An experienced developer who can talk well, that is, imagine, articulate, define problem statements, architect and engineer, has a massive advantage over someone who cannot, more disproportionately than ever.

Knowledge of specific language, syntax, and frameworks -code- is no longer a bottleneck.

という部分はまさにこの人間にしかできない領域の重要性について語っているもので、強く共感して写真を撮りました。

他にもこれからの時代に必要な能力、AIによって時代の変化スピードが上がる中でチームやプロセスはどう変わっていくべきかについても話されていました。ここは本記事では語りませんが、参考程度に写真を掲載します。

Building Next-Generation Skills

Teams and Processes Must Change

おわりに

JAWS DAYS 2026でのJeff Barr氏のキーノートは、生成AI時代にエンジニアがどう生き残っていくべきか、そのための考え方を示してくださる素晴らしいセッションでした。企画・登壇・運営に関わったスタッフの皆様、本当にお疲れ様でした&ありがとうございました!!後日録画も公開される?と思いますので、公開されたらぜひ一度視聴いただくことをお勧めします。今回得た気づきを胸に、明日からもお客様とのコミュニケーションを大切にし、何をされたら嬉しいか想像しながら、より良い提案ができるよう精進していこうと思います。

久々の記事投稿になりましたが、今回は以上です。ここまでお読みいただきありがとうございました。